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私の趣味:バスフィッシング

 今日は近所のリザーバーにバスフィッシングに出かけました。今年は暖冬ということもあり、早朝にも関わらず、すでに数名のバサーがボートを準備しているのが見えました。軽く挨拶を交わし、自分もボートに荷物を積み込んで、早速ボートを走らせました。今日は午後の予定が詰まっていたので、実質4時間ほどしか時間がありませんでした。冬の釣りを貫くべきなのか、早春の釣りも試してみるべきか、前日から天気図と地図を広げて自問自答しながら、リグを結っては解いての繰り返しで、結局、まずは自分が最も得意な下流のシャローエリアに点在する立ち木をクロー系ワームのゼロダン撃ちで攻めてみることにしました。
 水温は9度、ややステイン系で、地元のアングラーに聞いてみると前日には南から強い風が吹いてかなり水が動いたようでした。水深2mほどある立ち木周りを丁寧に撃っていくも反応は得られず、もっと奥に隠れているのかと考え、枝の隙間にテキサスで撃ち込むも反応は得られませんでした。これはエリアを間違えたかなと、60ミリのバイブレーションでざっとサーチしてみるも、反応がなく、やはりまだシャローには上がっていないのかと考え、次は水深を変えてみることにしました。ルアーをフルサイズのフットボールジグに結びかえ、丁度、近くに岬上のエリアがあったので、試しに岬を横断するような形でキャスト、ボトムを取ってから、やや大きめにアクションをすると竿にグッという重みがゆっくりと伝わってきました。焦らず丁寧にボート際まで引き寄せキャッチしたのは、46cmのグッドコンディションのバスでした。まだ同じ場所にいるかもしれないと数投してみると、さらにもう1匹同じようなサイズのグッドバスをキャッチすることができました。その後反応がぱったりとなくなり、たまたま朝のフィーディングで岬に立ち寄っていた魚に出会えたのだろうと結論づけ、上流エリアへ移動しました。
 上流エリアの水は下流よりもさらに濁りが入っており、山から土砂が流れ込んでいるかのようでした。さらに、前日の風の影響か、岸際には流木や木のクズなどの浮きゴミが密集していました。太陽もすっかり上がり、肌寒さを感じることがなくなりました。水温をチェックしてみると13度で、浮きゴミの真下にポジショニングしているのではと推測し、3/8onzのラバージグにクロー系ワームをセットしました。岸際の浮きゴミの上にキャストし、竿をチョンチョンとゆっくりと動かし、ゴミの間を抜けた辺りでステイさせ、5秒間ほど細かくシェイキング。反応がなければ1mほど糸を送ってまた5秒シェイキング。すると、ググッと明確なバイトを感じ、糸よれを取って思いっきりフッキング!ゴミを突き破って見えたのは、上顎に完璧にフッキングがキマっているグッドサイズのバスでした。冬の魚らしく、お腹がポッコリと出ていて、油ぎった白い魚体の52cm!カバー撃ちの釣りはこれだから止められません。その後、同じ釣り方でさらに2匹を追加し、まずまずの釣果。水温も更に上がってきたので、他のエリアもチェックしてみようと思い、中流で水の流れがあるレイダウンエリアに移動しました。
 釣りができる時間も少なくなってきたので、ジグ撃ちではテンポが悪いと考え、1/2onzのスピナーベイトで手早く巻いていく釣りにアジャストしました。なるべくレイダウン の奥にキャストし、スローリーリングで流していきました。何度かショートバイトがあったのですが、フッキングに至らず、シルエットがでかすぎるのではと考え、小型のカバークランクに変えてみました。根掛かりに怯えながらも果敢にキャストし続けていると、クランク独特のガツンっというバイトがありました。スイープなフッキングをして、一気にボート際まで寄せてキャッチしたのは、この日最大サイズの54cmのブタバスでした!前日にクランクを持っていくかどうかとても悩んだのですが、持ってきておいて大正解でした。まさか冬にクランクで釣れるとは思ってもおらず、一応、ショートバイトでも掛かるようにと新品の針に交換していたのが功を奏しました。さらに、ボートをゆっくり流しながら、岸際からボトムを軽くタッチするようにルアーを引いていると35cmのバスがバイトしてきました。例年であれば、このサイズが釣れはじめるのは4月以降で、改めて暖冬の影響を実感しました。ボートドックに戻り、竿と荷物を手早く片付け、無事帰路につきました。
 例年の今頃は、1日釣りをしてボウズでも珍しくないにもかかわらず、今日は良いサイズが連発し満足いく結果に終わりました。暖冬の影響は大きいようで、このペースで行くとスポーニングは2月末ごろから始まるのではとさえ思いました。また、これだけ季節の進行が早まると、リザーバーの生態系にも何かしらの影響が出るのではないか、と何とも言えない不安を感じる釣行になりました。

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